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ミツバチのささやき

女子大学院生日記。カンボジアのこと,映画のこと,三線のこと,アートなこと,日々の徒然。

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少し前に,京都市の文化的景観のプロジェクトに関わることになったことを紹介しました(詳しくはここ)。

そう,京都の北山杉を「文化的景観」として保護の対象にするのはどうか,と文化庁がパイロットプロジェクトを始めたというお話(まだ,確定では全然ありません。予備調査の予備調査という段階。)

しかし,杉と言えば「花粉症」。

私がこの仕事に関わるという話を聞いたすべての花粉症患者の方々が,イヤ~な顔をする。

「杉の木!全部,燃やしちゃる!!」

と過激な発言が出るほど。


で,関わるからには責任がある,よね?やっぱり。

それだけ苦しんでいる人がいるのに「景観保護が優先」とは言えないもん。

というわけで,悩みました。その方策を。
で,とにかく京都市の人に話してみようと,時期を伺ってきました。

そして昨日,京都市役所での話し合いに行ったとき,事業代表者の方とざっくばらんに話をする時間があった。

今だ!

「この事業に参加させていただくことになってから,周囲の花粉症の方々が,この話に非常に大きなアレルギー反応を起こされるんですけど,その辺りはどうなんでしょうか・・・」。


と微妙な感じで切り出してみた。

すると,

「あ,あそこの杉の木ねぇ。花が咲かないの。あの辺りの木全部ね」。


と,あっさり。

「えーーー,そうなんですか!?あの辺り一体の杉の木全部ですか??」

「うん,そう」。


今まで思案していたのは何だったんだろう?
そんな杉の木だったとは,全くこちらの知識不足でした。

花粉症の皆さん,ちょっと安心しました?


今後の花粉症対策としては,杉の木を北山杉と同じような花の咲かないものに変えていく方向が現実的かもしれません。
もちろん,20年,30年とかけて育成するものだから,全部を植替え!となると大変なコストがかかるでしょう。

でも,今は国民の3割が花粉症であると言われています。
今後も増加する可能性は大いにあるし,私だって来年,花粉症になっているかもしれない。

それだけ多くの国民が,医療費を使い,仕事の能率に支障をきたしているとなると,国民全体の生産性の低下は,杉の木のコストより莫大なものになっていくんじゃないでしょうか。

というわけで,今回のプロジェクトに関しては「北山杉は花粉が出ない!」という結論で落ち着きましたが,今後も杉の木と林業,花粉症について考えて行きたいと思います。ハイ。


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