しばらく前のことですが。
沖縄の久米島から那覇行きの飛行機に乗ったときのおハナシ。
乗るはずたったJTAの飛行機がストで欠航になり,どこやらの飛行機の臨時便に搭乗した。
通路を挟んで二座席が2列並ぶ(合計4列座席の)小さなプロペラ機。
手にした搭乗券を見ると,座席番号「1」。
隣を歩く友人の搭乗券を覗くと,座席番号「2」。
座席番号「1」なんて,見たことないファーストクラス的な香りのする番号だ。
タラップを上がり,機内に入る。
「1」番なのだから,当然一番前の席に違いない。
しかし,「あれ?」と目を疑う。
思わず立ちすくんでいると,隣の席であるはずの座席番号「2」の友人は,訝しげな顔でキョロキョロと席を探しながら奥へ奥へと入って行ってしまった。
その理由とは。
その「1」と「2」の座席。他のすべての座席とは逆向きに,飛行機の後ろ方向に向いてそこに佇んでいたのだ。
続く座席番号「3」「4」と向かい合わせに,まるでお京阪特急にファミリーで乗っているような形状になっていた。
こんな座席は見たことがない。
「え?ここですか?」
とスッチーに聞いてみた。
搭乗券を確認し,
「さようでございます」。
と,涼しげにスッチー。
そんなやり取りをしている内に,座席番号「2」の友人が戻ってきた。
あまりに衝撃的な座席の存在に笑いながら,席についた。
通路を挟んだ向こう側にはスッチーが1人,同じように後ろを向いて座っていた。
乗客の顔を見ながら,飛行機に乗るなんて,まるで私たちもスッチーになった気分だった。
『みなさま,当機はまもなく・・・』
なんてアナウンス声でスッチーの物まねなんかして笑っていたのもつかのまだった・・・。
いよいよ離陸の時,加速をぐんぐんつけ飛び立つ瞬間!
激しい急ブレーキで体が前に倒されるように,シートベルトに腰だけが支えられ,急に頭も手も足もくの字に前に放り出された。
「うわーーーーー!!!」
2人の雄たけびが飛行機中に響いた。
シートベルトがなければ,おそらく向かいの座席に吹き飛ばされていただろう。
隣のスッチーを見ると,平然とした顔でちょこんと座席に座っている。
「あれ?なんで大丈夫なんですか?」
と冷や汗を流しながら,『さすが,プロ』という羨望の眼差しでもって尋ねると,
「これがございますから」。
と肩の上から腰の部分までサスペンダーのような格好で2本取り付けられたバンドを触って見せた。
スッチーの上半身はそれでがっちりと固定されていたのだ。
私たちのシートベルトはフツーの腰にカチッと一本巻くだけのタイプ。
「え〜,ずるいわー。こっちも,それつけといて下さいよ〜。びっくりしたわー」。
と言うと,
「恐れ入ります」。
と,よく意味のわからない言葉を放つスッチー。
せめて,離陸前に一言注意して欲しかった・・・。
これまで多くの飛行機に乗ってきたけれど,あんな座席は初めて。
予期せずフリーホールに乗ったような恐怖体験を味わった飛行機だった。
沖縄の久米島から那覇行きの飛行機に乗ったときのおハナシ。
乗るはずたったJTAの飛行機がストで欠航になり,どこやらの飛行機の臨時便に搭乗した。
通路を挟んで二座席が2列並ぶ(合計4列座席の)小さなプロペラ機。
手にした搭乗券を見ると,座席番号「1」。
隣を歩く友人の搭乗券を覗くと,座席番号「2」。
座席番号「1」なんて,見たことないファーストクラス的な香りのする番号だ。
タラップを上がり,機内に入る。
「1」番なのだから,当然一番前の席に違いない。
しかし,「あれ?」と目を疑う。
思わず立ちすくんでいると,隣の席であるはずの座席番号「2」の友人は,訝しげな顔でキョロキョロと席を探しながら奥へ奥へと入って行ってしまった。
その理由とは。
その「1」と「2」の座席。他のすべての座席とは逆向きに,飛行機の後ろ方向に向いてそこに佇んでいたのだ。
続く座席番号「3」「4」と向かい合わせに,まるでお京阪特急にファミリーで乗っているような形状になっていた。
こんな座席は見たことがない。
「え?ここですか?」
とスッチーに聞いてみた。
搭乗券を確認し,
「さようでございます」。
と,涼しげにスッチー。
そんなやり取りをしている内に,座席番号「2」の友人が戻ってきた。
あまりに衝撃的な座席の存在に笑いながら,席についた。
通路を挟んだ向こう側にはスッチーが1人,同じように後ろを向いて座っていた。
乗客の顔を見ながら,飛行機に乗るなんて,まるで私たちもスッチーになった気分だった。
『みなさま,当機はまもなく・・・』
なんてアナウンス声でスッチーの物まねなんかして笑っていたのもつかのまだった・・・。
いよいよ離陸の時,加速をぐんぐんつけ飛び立つ瞬間!
激しい急ブレーキで体が前に倒されるように,シートベルトに腰だけが支えられ,急に頭も手も足もくの字に前に放り出された。
「うわーーーーー!!!」
2人の雄たけびが飛行機中に響いた。
シートベルトがなければ,おそらく向かいの座席に吹き飛ばされていただろう。
隣のスッチーを見ると,平然とした顔でちょこんと座席に座っている。
「あれ?なんで大丈夫なんですか?」
と冷や汗を流しながら,『さすが,プロ』という羨望の眼差しでもって尋ねると,
「これがございますから」。
と肩の上から腰の部分までサスペンダーのような格好で2本取り付けられたバンドを触って見せた。
スッチーの上半身はそれでがっちりと固定されていたのだ。
私たちのシートベルトはフツーの腰にカチッと一本巻くだけのタイプ。
「え〜,ずるいわー。こっちも,それつけといて下さいよ〜。びっくりしたわー」。
と言うと,
「恐れ入ります」。
と,よく意味のわからない言葉を放つスッチー。
せめて,離陸前に一言注意して欲しかった・・・。
これまで多くの飛行機に乗ってきたけれど,あんな座席は初めて。
予期せずフリーホールに乗ったような恐怖体験を味わった飛行機だった。

これはそれは貴重な経験で〜
それにしても国内線で恐怖体験出来るとは、日本もまだまだ広いな
ほんま,びっくりですよ。
沖縄の離島飛行機恐るべしです
スッチーの返答振りがいいですね。
それにしてもがっちりベルト付いてないのは妙ですね。知人が琉球エアーコミューターのパイロットをしているので、聞いてみます。
スッチーは絶対謝らないんですよね〜。そういう教育されてるんでしょうね。
返答としては妙ですよね。
ベルトつけるつけないというか,あの座席自体が間違っているような・・・。
友人ともども飛行機を降りる時は,酔って気分が悪くなっていましたから。。。